地獄の印刷作業

 どうもこんにちは。中学3年のWeb委員長です。本日鉃研研究班では、部誌「停車場」129号の印刷作業を行っています。今回は、その作業についてご紹介したいと思います。

 部誌の印刷の際には、一旦wordで作ったデータを濃く刷り、これを原本として停車場の本冊を刷ります。本日はその原本から本冊を刷る作業を行っています。

 この作業が部誌の出来や見栄えを大きく左右するといっても過言ではありません。そのため、細心の注意を払って印刷をしています。濃さを調節して何度も試し刷りをするのです。

 そして調整に調整を重ねていよいよ本印刷を始めます。今回は150部刷ることになっていますが、文化祭号では400~500部刷ることもあり、大変です。さすがにこんな枚数、家庭にあるような一般のプリンターでは相当時間がかかるので、職員室にある高速なプリンターを特別に使わせていただいています。スタートボタンを押すと、「ガシャンガシャン」という爆音とともに、出口から刷りたてホヤホヤの紙がもの凄い速さで出てきます。全部刷り終わったら、今度は次のページの原本を読み込ませ、その刷りたてホヤホヤの紙を裏返して、再びガシャンガシャンと印刷するわけです。

 両面印刷が終わったら、その紙を折る作業が始まります。冊子状にしないといけませんからね。ここでも、職員室の紙折り機を使いますが、この機械を扱うのは大変です。「空送り」「紙詰まり」「紙が途中で破れる」「用紙の大きさが正しく認識されない」「紙が変なところで折れる」といったトラブルが頻発するので、ここでも細心の注意とミリ単位の調整が肝心です。最終的に0.5%くらいの紙がここで何らかのトラブルを起こし廃棄処分となります。また、過去には紙の折る向き(山折り・谷折り)を間違えて部員総出で人力で折り返したなんてことがあります。正直紙折りは気の休まる作業ではないですが、個人的にはこの張り詰めた緊張感、殺伐とした空気もなんか好きです。

これらの印刷作業が終了したら、刷り終わった用紙を2階の職員室から地下2階の鉃道研究部室まで降ろします。そして次回以降、印刷した紙を冊子状にする、通称「紙拾い」の作業が待っています。この作業で印刷不良や折れ曲がりが発見されることもあるため、最後まで気が抜けません。この「紙拾い」とその後の「ホチキス止め」については次週にお伝えしたいと思います。それではまた来週。

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